総務省は2007年5月24日、NTT東日本とNTT西日本、NTT-MEに対し、IP(インターネット・プロトコル)電話の通信網の管理体制を総点検するよう文書で指示を出した。NTTのIP電話では5月15日と23日に大規模な通信障害が起きていた。1カ月後に報告するよう求めている。
米エタノール燃料、普及進まず ...
代替エネルギーとしてブッシュ政権が積極活用を提唱しているエタノール燃料であるが、実際のところまだ米国内での実用化には多くの課題が残されているようである。
エタノール燃料として米国内ではE85というエタノールガスが85%、ガソリン15%のブレンド燃料が販売され始めている。また代替燃料使用可能な新車は現在500万台程米国内に存在しているが、もっとも問題となっているのは、エタノール燃料を供給できるガソリンスタンドが米国内で1,145ヶ所しか存在していないことであるという。全米エタノール車同盟によると、今後2010年までにエタノール燃料供給可能なガソリン店舗数を倍増していく予定であるという。
現在米国内にはおよそ16万7千件のガソリンスタンドが存在しているが、エタノール燃料供給のために数万ドルの投資を行うことにはあまり乗り気ではない雰囲気が伺える。特に問題となっているのがE85燃料について米最大の製品安全性試験所であるUnderwriters Laboratories(UL)によるUL認証マークが得られていないことであるという。
米ニューヨーク州アルバニー大学近くのガソリンスタンドでは、レギュラーガソリン1ガロン3.149ドルに対してE85燃料は1ガロン2.599ドル程度で販売されており、E85燃料はレギュラーガソリンより安価で販売されている。しかしながらE85燃料はガソリンよりもエネルギー効率が10~15%劣るという。
また現在エタノール燃料の供給ラインが未整備なため、エタノール燃料生産地に近い米中西部のコーンベルトでは安価に、逆に輸送に手間のかかる米海岸地域では比較的高価な価格で販売されているという。
米石油会社各社もE85燃料販売促進にあまり熱心さを示していない。エタノール系燃料はそもそも石油会社が生産した製品ではないため、そのことを明らかに明示した上で販売している。例えばエクソンモービルでは、E85燃料は「non-Exxon Mobil product」とはっきりと明示している。
石油会社各社もエタノール燃料に関しては、販売は取り扱うものの、自社製品ではなく、ULマークも得られていないため、まだ大々的に販売促進を行うには至らないのが現状であるという。
UL認証マークが得られていないことを理由にE85燃料販売を行わないガソリンスタンドも多く存在しているという。現在同製品安全性試験所は今年度末までにE85に対する製品安全性検査を終えることを目指してULマーク認証発行に向けて積極的に取り組んでいるところであるという。